効果・薬害等の注意
●本剤はグリホサートを含む農薬であるので、他のグリホサートを含む農薬の使用回数と合わせ、総使用回数の範囲内で使用すること。
また使用量に合わせ調整し、使いきること。
●泥などで濁った水は効果低下させるので本剤の調整には用いないこと。
●展着剤の加用の必要はない。
●本剤は土壌中で速やかに不活性化するので、雑草の発生前処理効果はない。
●本剤は散布時の雑草の草丈や葉面積が大きい程、効果が確実となるので、散布前に雑草の地上部を刈り払わないこと。
●本剤は通常の2~14日で効果が発現し、効果完成までにさらに日数を要するので、誤って再散布しないこと。
●処理後6時間以内降雨は効果低下させることがあるので、天候をよく見極めてから散布すること。
●少量散布の場合は、少量散布用ノズルを用いて、雑草の葉面に均一に散布すること。
●スギナを防除する場合は、スギナの生育期を過ぎた時期での散布は効果が劣ることがあるので適期に散布するよう留意すること。
●クズ、フジ等のつる類のつる注入処理に使用する場合は、地際近く(50cm程度)の1~3ヵ所にナタ等でつるに傷をつけてから切口に薬液が十分に付着するように処理すること。
●竹類の注入処理に使用する場合は、処理竹から15m以内に発生したたけのこが採取されないように散布すること。
●植物に薬液が付着すると薬害が生じるので、散布液が付近の農作物、樹木の茎葉に飛散しないように散布すること。
●つまみ菜・間引き菜には使用しないこと。
●水源地、養殖池等に本剤が飛散、流入しないように十分に注意すること。
●本剤の散布に使用した器具類は、使用後出来るだけ早く水で十分に洗っておき、他の用途に使用する場合薬害の原因にならないよう注意すること。
●散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、空の容器は環境に影響のないよう適切に処理すること。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
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